パワースポット研究家 Rikuのブログ

パワースポット・ヨガ・仏教・神道などがテーマ

パワースポット研究家 Rikuのブログ

砂糖を断つ!私が砂糖をやめた理由とその後の変化について

私が砂糖をやめた理由
砂糖が人類を滅ぼすって??

私が砂糖を摂取するのをやめたのは、今から10年ぐらい前の事。

とは言っても、絶対に砂糖は取らない!甘い物は食べない!

と、言うわけではなく、やはり、多少は摂取せざるを得ない。と、言うのが現状だ。

そして、ここで言う砂糖とは、糖質全般の事ではなく、あくまでも白砂糖や甘味料など、人工的に作られている糖分の事を指す。

調味料やお酒、また、人にもらう事があったりなど、完全に砂糖を断ち切ると言う事は難しいのと、あくまでも、自ら進んで積極的には摂取しないようにしている。と、言う前提での話です。

では、本題です。

ちょうど30代前半ぐらいの頃、私は、毎日、砂糖がたっぷりと入ったコーヒーを1日10杯ぐらい飲み、食事にしても、お菓子やチョコレートで済ませてしまうと言うような生活を送っていた。

朝から甘ったるい缶コーヒや、ガムシロップを2個ほど入れたようなコーヒーを3、4杯飲む。

朝食は当然取らないので常に胃が荒れた状態。

昼食や夜食の時間になっても胃が荒れていて、全然食欲が沸かないので、お菓子やチョコレートなど、とりあえずカロリーだけ摂取できるような物で済ませる。

決して健康的とは言えないが、それまでは特に大きな病気もしたことがなかったし、

「逆にこういう食事の方が健康なのでは?」

ぐらいに思っていました。
(筋トレの発想と同じく、痛めつけて体を鍛えるみたいな。笑)

正直言うと、子供の頃からかなりの偏食家で、あまり真面な食生活をしてきていなかった事もあり、元々食事を特に気にするような事もなかったと思います。

ただ、今思えば、子供の頃から常に体の何処かが不調で、慢性的にだるさを感じていたし、風邪も引きやすい。無気力で気分も落ちやすい。

自分は元々そういう人間だと思って生きていたのだけれど、振り返ってみると、砂糖を取りすぎていた事がかなり体に影響を与えていたんだと思う。メンタル的にも。

そんな自分が、なぜ砂糖を摂取するのをやめようと思ったか。

その理由を紹介していきたいと思います。

砂糖をやめる事になった理由


当時、私は会社員をしていて、仕事で一日中パソコンに向かう日々でした。

朝からコーヒーや甘いお菓子を食べ、昼食はまともにとらず、夜までパソコンに向かう。

タバコも吸うし、前日の酒やら寝不足やらで常に胃が荒れていて、胃の漢方や胃薬を摂取しながら仕事をしていました。

また、キレやすく、落ち込みやすい、メンタルも安定せず、朝起きると、とにかく体がだるい。。

そして、夕方ぐらいになってくると、もう、体が重くて、肩がこって、パソコンに向かう事すら厳しい。

集中力もなく、一刻も早く帰りたい。仕事終わりで遊びに行くとか、残業するとか、とてもそんな気分にならないぐらい体がしんどかったのです。

体質にもよると思うのですが、基本的に甘いものは食べた瞬間に血糖値が上昇するので、その瞬間は少し体が軽くなり気分が上がる。

が、すぐに血糖値が下がるので、体もだるくなり、同時に気分も落ちる。

この現象を、血液のジェットコースターと呼ぶ。

疲れた時に甘いもの!

と、言うのは、単にこの覚醒効果を利用しているだけに過ぎず、エナジードリンクなんかが正に良い例だ。何しろ、脳に直接作用するぐらい甘い人工甘味料が入っているんだもの。

と、今では分かるのだが、

私は昔から疲れやすい体質だったので、当時は特にその原因なども考えた事もなかったのですが、

ある日、友人から指摘された一言でハッとします。

地元の同級生との再会

この頃、ちょっとした用事があり、自分と同じく東京に出て来ている地元の同級生と数年ぶりに会う事になった。

久々に会った友人は、昔と随分と雰囲気が変わっていた。

元々、仲間内では「ドラちゃん」と言う愛称で呼ばれていた友人が、筋肉質で体型も顔も全く別人になっていた。

ドラちゃんがドラちゃんじゃ無い!!(汗)

聞けば、断食をして体質改善をし、トレーニングをしてボディービルの全国大会2位になったのだと言う。

さらに、断食をサポートする会社を自分で経営していて、以前の友人とは完全に別人になっていたのである。

今でこそ、ファスティングと言って、ダイエットの分野でもメジャーになっているが、この友人は確実に断食の先駆者であり、今で言うファスティングマスター。それに、現在ではその筋ではけっこうな有名人となっている。

今回は断食の話ではないので砂糖の話に戻しますが、

そのような流れで、久々に再会した友人とご飯屋さんに入り、食事をしながら、会話は自然と断食の事、食生活、栄養や健康と言ったテーマへ進んでいった。

話の流れで、

私 「いや〜、もう、ここんとこ体がダルくてダルくて。夕方ぐらいになったら座ってるのもしんどくなってくる。」

って話をしたら、

友人「もしかして、普段、砂糖けっこうとってるんじゃない?」

と。

確かに、毎日のように砂糖は摂取しており、むしろ、主食と言っても過言ではないぐらい砂糖は摂取している。

と言うより、振り返ってみると、砂糖を取らなかった日なんてなかったんじゃないだろうか。

まさか、体のだるさと、砂糖が関係しているとは考えた事もないし、
基本的に人の忠告や話は聞かない方なのだが、

ここまでリアルに目の前で友人の「ビフォー、アフター」を確認してしまうと、そりゃ、説得力ありますよね…

白砂糖が体に及ぼす害、断食の効果など、今まで考えた事もない、非常に内容の濃い話を聞かせてもらった上で、

いきなり断食はあれやから、

「まずは、しばらく甘いものをやめてみる」

と言う結論に至った。

ここで言う砂糖とは、白砂糖、角砂糖、グラニュー糖、など、直接糖と呼ばれているものを指し、
砂糖は元々はなかったものであり、人工的に作られている物質との事。

(ちなみに、コーラには、角砂糖15個分の甘さを感じさせる人工甘味料が使用されているらしい)

何にせよ、しばらく砂糖を摂るのをやめるだけと言う話であり、一生甘い物が食べられるなくなると言う事ではない。

(ちなみに、コーラには、角砂糖15個分の甘さを感じさせる人工甘味料が使用されているらしい
しかも、お金がかかる話でもないし、物は試しと言う事で、一度チャレンジしてみようと。

幸い、この話を聞いたのが金曜日であり、次の日は仕事も休み。
土日を利用して、完全に砂糖を断ってみる事とした。

いつもなら、飲んだ帰りにも甘い缶コーヒーを買って帰りながら飲むのだが、その日は我慢してそのまま帰る事にした。

いざ、砂糖を断つ!

砂糖を断つと決めたその日の夜から、さっそく砂糖を断つ事にした。

少し余談だが、当時は付き合っていた彼女と同棲しており、家に帰ってからその日聞いた話をそのまま話しし、今日から甘いものをやめる。

と、伝えたところ、一緒にやめると言う事になったので、協力して砂糖をやめる事にした。

ちなみに、当時付き合っていた彼女は、毎日のようにタピオカのミルクティーを飲み、かなりの甘党だった。

そして、その日は甘いものを食べずにそのまま寝る事になった。

砂糖断ち、二日目

特に変化なく目覚める。いつも朝に甘いコーヒーを飲んでいたので、それが無い事がとても物足りなく感じたが、仕方ない。

この日、生まれて初めてブラックのコーヒーを飲む事ととなった。
(今はもうブラックじゃないと無理なのだが)

そして、その日は、とにかく砂糖の入ってない食品を選択しながら食事をとる事にした。

しかし、砂糖を取らないってなると、これが中々難しい。。

世の中って、けっこう甘いものだらけであり、大概の食べ物に砂糖が入ってるのだ。

コンビニ、商店街、スーパー、どこに行っても甘いものだらけであり、誘惑だらけ。

例えば、焼肉を食べるにしても、焼肉のタレには砂糖が使われているという感じ。

これは気にし出すとキリがない事ではあるが、一旦は砂糖を断つと決めたので、一切砂糖の入ってない食品を選択し、その日はやり過ごした。

丸一日、砂糖を取らずに生活をすると言うのは中々難しい事だと実感する。

こう言う話をしていると、糖質が不足すると思う人もいるかもしれないが、あくまでも白砂糖や甘味料などの人工的な砂糖を取らない事であり、果物に含まれる果糖など、ナチュラルな糖質は制限範囲に含んでいない。

しかも、

「一日1食のすすめ」

で、知られる南雲先生によれば、糖質が不足していると、体内で別の物質から変換されて作られるらしいので、事実上、不足すると言う現象は起きないらしい。

余程、運動や筋トレなどで気を付けている人でなければ、はっきり言って糖質を取らない事をそんなに気にする事がないのである。

と、言う訳で二日目が終了した。

この時点では、まだ体には変化は起こっていない。

砂糖断ち、三日目

朝目覚めるが、体が鉛のように重く、起き上がれない。とてもだるく、どうやら発熱しているようだ。

どう考えても、体の状態が尋常ではなく、彼女も同じく体が重いと言っている。

そのまま起き上がれる事がなく、夕方まで寝てしまうが、まだ起き上がれない。

しかも、やたらと喉が渇き、とにかく水を飲みまくった。かなりの量の水を飲んだと思うが、その日は、そのまま起き上がれる事がなく、夜も過ぎ、朝までノンストップで寝てしまう。

これが、砂糖の切れ目と言うやつなのか。
まるで覚醒剤じゃないか!
休みの日に実行していて良かったよ。

と、思いながら、

そのまま月曜の朝を迎えた。

砂糖を経ってから四日目の朝

朝方、早い時間に目が覚める。

昨日までの体のダルさが嘘のように無くなっていて、むしろ、体が軽く、気分も最高。

頭もスッキリしていて、とてもクリアな感じ。
とにかく、体がとても軽く、久々の感覚と言うか、とても新鮮な気分だったのを覚えている。

「今まで何だったの?」

と、思わせるほど、爽快なのである。
無事に砂糖断ちに成功したのだ!

こんな快調になるんだったら、甘いもの食べる必要なんかないよな。

と、思いながら会社へ出勤した。

出勤から仕事が始まるまでの間、社内で周りを見渡すと、各々が朝食と言う名の砂糖を摂取していた。

甘い菓子パン、ミルクティー、ピルクル…

みんな、砂糖漬けだ。。

自分も、数日前まではそうだったにも関わらず、そのような人を見ても全く羨ましいと思わない。

むしろ、自分の快調感を知った事により、少し可哀想にも思えたが、価値観は人それぞれであり、強要する事でもない。

そもそも、自分は体に砂糖が合っていなかったのだと言う事を、30歳を過ぎてから知った訳である。

この日から、しばらくの間、頑なに砂糖や甘いものを取らないように過ごし、以前まではあんなにダルかった体の不調も嘘のように無くなった。

大袈裟かもしれないが、砂糖をやめると性格も少し変わるし、思考にも影響を与える。

言葉で説明しにくいが、今までだとナアナアに出来ていた事が出来なくなったり、ハッキリとした考えになると言うか、

結論、砂糖を取らないのは良い事づくしであり、それに越した事はない。

ただ、甘いものが好きすぎて食べない事がストレスになってしまう人は辞めなくてもいいんじゃないかとも思うが、自分はやめて良かったとしか思えない。

体質にも左右されると思うし、甘いものを食べる事が生きがいで、その瞬間こそが幸せだと言う人は辞める必要がないし、何だか体が不調だとか、気分がすぐれない、やる気がでないような事が気になっているのであれば、ぜひ実践してもらいたいとも思う。

ちなみに、私はそのまま3ヶ月ほど徹底して砂糖を避ける生活を続け、その後、砂糖をやめる事を進めてくれた友人の手解きにより、断食にも挑戦する事となった。

また、別の記事で断食の話を書きたいと思うのだが、これは今から10年くらい前の話であり、現在は、ある程度砂糖を摂る生活をしている。これは、積極的に摂取していると言う事ではなく、生活の中で普通に摂るような事があれば、頑なに拒否する事をしないと言う程度だ。

未だに自分で甘いお菓子やジュースを買う事はなく、あくまでも副産物程度の砂糖を摂取してしまう事を気にしなくなっていると言うだけである。(たまに買うけど)笑

人のからもらうお菓子、取引先で出されるオヤツ、酒や調味料に入っている糖分などがそれにあたるが、この程度の摂取ならあまり影響がない事が分かったからだ。

砂糖を完全に排除する事は不可能だし、あまり敏感になり過ぎるのも良くない。

普段、必要以上に食べているお菓子やジュースをやめるだけで十分なのである。

長くなってしまったので、一旦、ここで終わりにしたいと思いますが、まだまだ書ききれてない事もあるので、別の機会に書きたいと思います。

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!

▲ Page Top ▲