断食(ファスティング)をして良かった事や効果について
断食をして良かった事や効果について
私は、定期的に、1日〜3日程度の短期間の断食を行うようにしている。
では、なぜ断食をするのか?
と、言う細かい理由や経緯は今回は端折らせいただくが、
一言で言えば、
一度やってみて、
結果的に良かったから。
それに尽きると思います。
なので、今回は、私が断食をして良いと思えた事を以下に記載していきたいと思います。
食べれる事への感謝
まず、普段は当たり前に食べている食事を、断食期間中は「食べられない」事になるので、食事を普通に食べれる事が如何に恵まれているのかを体感する事になる。
普段、普通に食事をしていると、
「感謝して食べましょう」
と、言ってみた所で、今までに食べれなかった経験がない為、言葉でいくら感謝していると言ったところで、感謝のしようがない事に気付くのである。
と言うか、「感謝する」って簡単に言うけど、
それって一体どういう事で、
どういう状態の事を言うんですかね??
感謝するって、どう言う事?
と言う事なんですよね。。
でも、数日間の断食をする事で、
「食べれる事の幸せ」を
感じる事が出来ると言えるのです。
食べ物の味、味覚が敏感に
3日間の断食で胃腸が赤ちゃんの状態ぐらいに戻ってしまうと言われているので、断食明けは回復食と言って、重湯やおかゆのような物から食事がスタートする。
この時、普段は濃い味の食事で麻痺してしまっている味覚がリセットされ、元の状態に戻っているので、味付けも何もない状態の米なのに、その甘さにビックリする。
お米って、こんなに味あったけ…
普段って、どれだけ濃い味のもの食べてるんだよ!
って、なる。
美味しい物を食べたければ、
断食するのが一番いい。
と、言うのはとても理にかなっていると思う。
また、味覚がとても敏感になっているので、この時、添加物などの科学的な物質がが含まれている食品を口にすると、ものすごく化学品の味を感じて、とても嫌な気分になる。
こう言う話をすると、
そんなん言ってたら何も食べれるもんないやん!
って言う人もいるんですけど、実際その通りで、現に日本は二人に一人が癌になる時代だ。
しかも、
自殺者数、世界一。
遺伝子組み換え食品の消費量、世界一。
農薬の使用量が少ないからと言って、虫が食わないものを食べて、影響がない訳がない。
しかも、何故か農薬の使用量も増えているってどう言う事よ!
しかも、遺伝子組み換え食品は
男の精子を殺し、
女性は妊娠しにくい体になると言われており、
さらに、無気力になると言われています。
日本の少子化問題。
もちろん、全てがそのせいだと言うつもりはないですが、少なからずとも、これも多少は影響していると思います。
だから、日本人は長寿大国と言ったところで、病院でチューブに繋がれて生きている人が多いのが現状です。
食べた物。
で、体は作られるのです。
この問題は奥が深く、軽はずみに言う事ではないかもしれませんが、
食べないと仕方ないから。
ではなく、もっと国民一人一人が食品の現状を知る事が重要なのではないかと思います。
匂いに敏感になる
これは断食中に感じる事だが、匂いにとても敏感になる。
とくに2日目あたり、他人の家からかすかに出てくる魚を焼いている匂いとか、普段は気にしないような匂いがとても気になる。
同時に、普段は良いと思っている匂い、香水や柔軟剤の香りを嗅ぐと吐きそうになる。
なんか、化学的な感じで…
断食をする事により、普段は麻痺している感覚が元に戻っている事を一番感じるのは匂いかもしれない。
普段の食生活で、どれだけの感覚が麻痺してしまっているのか。それに気付くのが醍醐味でもある。
体の調子がとにかく良くなる
断食をする事により、体内がデトックスされ、毒物が排出される事と、腸が空っぽになるのでとても体調がよく、体がフワフワに軽くなる。
ちなみに、断食をする事によって、普段は眠っているサーチュイン遺伝子と言う細胞が活動する為、体内の毒物が排出されるのです。
これは、
若返りの遺伝子、
体内の100人の名医。
などと言われている遺伝子で、一般的には免疫と言われているが、元来、人間の体は病を治す力を持っている訳である。
この細胞は、三食きっちり食べていると、常に消化にエネルギーを使うので、基本的には発動する事がない。
因みに、48時間、
胃腸の動きを止める事で発動する遺伝子だと言われている。
余談だが、肉を食べると消化に8時間かかる為、寝る前に肉を食べると、寝ている間、胃腸は消化活動を行なっている。
その為、起きた時に体がだるい事がある。
しかも、牛肉は戦後にアメリカから入ってきた食文化であり、日本人の腸の長さは、まだまだ肉の消化に向いていない為、これが病気を増やしているとも言われている。
腸がキレイになる
普段、普通に食事をしていると、腸内には常に何かが入っている状態なのだが、それが空っぽになっていくので、体も軽くなるし、肌がツヤツヤになってくる。
断食の日数によっては、宿便まで排出される為、体の調子がバツグンになる。
人間の腸は全部広げるとテニスコート一面分ぐらいの面積があり、普段はその中に食べ物がびっしり詰まっている。
食べ物が入ってこない期間を作る事で、初めて排出だけに専念出来るのである。
なので、
腸がすべてだ。
と、言われる意味を体感値として実感できる。
すべては腸が支配している。
腹が立つ。
腹を抱えて笑う。
など、昔の人は上手く言ったものだと関心し、
本当に、体や心は腸が支配しているんだなと実感出来る。
自分自信、元々鬱っぽい症状があったが、
断食をして一発で治ってしまった。
ちなみに、腸は砂糖が大嫌いであり、脳が判断出来ない事も腸は判断出来るのである。
食中毒などがそれにあたるが、脳は食べてもOKとしたものを、腸がNGと判断する事で体内に取り込まれてしまった毒物を、嘔吐や下痢と言う現象で外へ排出するのである。
メンタルの向上
腸内環境が良くなるためか、気分も優れ爽快な気分になる。
睡眠の質
寝ている間、胃腸がストップしているからか、短時間の睡眠でもスッキリと目覚める事が出来る。
断食期間中は、3〜4時間ぐらいの睡眠でもスッキリと目が覚める。
集中力の向上
断食後は体も頭も軽くなり、集中力がアップする。頭がクリアで仕事も集中してこなす事が出来る。
人生観が変わる
断食をすると体がリセットされるので、しばらくは食べる物に敏感になるのだか、今まで気にしなかった食品添加物や、遺伝子組み換えなど、食の安全が気になるようになり、そう言った事へ関心が向くようになる。
と、同時に、今まで面白いと思っていた事がとてもくだらないと感じたり、真の自分へ戻ったように感じたりする。
普段、愛想笑いで流しているような事もくだらなく感じる為、
腹が座った状態になる。
とも言える。
最後に
ここまで、自分が断食をして感じた事を記載して来ましたが、当然、断食には個人差がある事と、気軽にいきなり行う事ではない事を記載しておきます。
もし行うとしたら、それは自己責任でお願いしますし、十分な準備期間を取ってから行なってください。
基本的に、3日の断食で1週間の日を必要とします。
また、断食期間中は、水分、塩分の補給のみしっかりと行なってください。
危ないからと言う理由でギネスには載っていませんが、水と塩分だけで一年間ぐらい生活した人もいるぐらいです。
それに、カフェインや砂糖は切れ目が来るとしんどいので、事前にコーヒーやお菓子は控えた上で行う事も大事です。
断食でしんどいのは、せいぜい最初の二日間ぐらいです。
もしダイエット目的と言う事であれば、5日間ぐらいやってしまっても良いと思います。
3日目ぐらいから凄く楽になり、何日でも行けそうな気がしてきます。
よく、断食中に頭痛になる人がいますが、それは準備をしっかり行なっていないのと、塩分の不足などが原因です。
断食中でも、梅干しや味噌、また無添加の塩などの摂取は問題ないので、これは事前に用意しておく事をオススメします。
腸がからっぽになり、吸収率が上がっているので、出来れば無添加の物をオススメします。
また、ファスティング用の酵素ドリンクなども市販されていますが、これは砂糖がたくさん入っている物も多く出回っている為、酵素ドリンクで断食を行う際も、ドリンクの選定には十分に注意してください。
最近では、コールドプレスジュースや甘酒ファスティングも流行っていますので、自分に合う方法で良いかと思います。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました!